適用土質

軟弱土から硬質土まで幅広い地盤に適用可能です。高水位の滞水砂層においては、
ピンチ弁と掘削添加材による「泥土圧方式」により、確実な施工が可能です。

【注記】 D2、E1〜E3、F1〜F3土質に使用しますディスクカッターヘッドに関しまして
稼働可能なヘッドが減少しております為、ご計画の際は協会へご相談下さい。


 土質区分
区 分 土 質 備 考
普通土

硬質土
A 土質  砂質土・シルト・粘性土
 有機質土・火山灰質粘性土
 高有機質土
0<N値≦10
B 土質 10<N値≦30
C 土質  1.礫混り土・砂
 2.硬質粘性土(30<N<40)

 礫混り土としては、
  (1)φ150〜φ300
      礫径 10mm以下
      混入率10%以下

  (2)φ350〜φ500の場合、
      礫径 40mm以下
      混入率10%以下
N値≦50


註:硬質粘性土40≦Nは
軟岩D1土質区分
岩盤 D1 土質  軟岩 1軸圧縮強度
qu≦20N/mm2
(qu≦200kgf/cm2)
D2 土質  硬岩 1軸圧縮強度
20<qu≦70N/mm2
(20<qu≦700kgf/cm 2 )
礫質土

E1 土質  礫 径  : 呼び径の1/5以下
 礫混入率: 40%以下
被水圧:p ≦20kPa
(p ≦ 0.2kgf/cm2)

透水係数:
K ≦10-4cm/sec
E2 土質  礫 径  : 呼び 径の1/4以下
 礫混入率: 40%以下
E3 土質  礫 径  : 呼び径の1/3以下
 礫混入率: 50%以下


F1 土質  礫 径  : 呼び径の1/5以下
 礫混入率: 40%以下
被水圧:20<p ≦60kPa
(0.2< P ≦ 0.6kgf/cm2)

透水係数:
10-4< ≦10-2cm/sec
F2 土質  礫 径  : 呼び径の1/4以下
 礫混入率: 40%以下
F3 土質  礫 径  : 呼び径の1/3以下
 礫混入率: 50%以下
     
(注)  (1) 透水係数K≦10 -2 cm/sec・被水圧MAX0.6kgf/cm 2 の場合、ピンチ弁を使用する。
   (2) φ150mmについては、ピンチ弁が装着できず、泥土圧式の適用外とする。
   (3) N値=0の自沈層やN値の変動が激しい互層地盤、あるいは崩壊性の大きな地盤の場合、
   補助工法が必要な場合がある。