エンビライナー工法『SH−253型』によるエンビ管φ200mmの急勾配施工を紹介致します。 路線延長は約220m×4スパンで、60.3m(24‰)、48.8m(48‰)、47.8m(45‰)、60.8m(23‰)と急勾配施工でした。 土質は、N値40〜50以上の砂岩、土被り約3m、水位はGL−2m、水頭差が約1m、オーガ一工程式で施工致しました。 発進はライナープレートφ1,500mm( 推進部拡幅φ1,800mmと特殊)、到達はライナープレートφ1,500mm、1ケ所のみ2号人孔に到達しました。 推進当初は、@硬質土のため推進ができない、A硬質土施工のため注水した掘削水が排土とともに発進立坑に戻ってくるが、下りの急勾配のため先導管内に回り入込むトラブルが発生しましたが、硬質土についてはヘッドの爪の取付けを変更、また先導管内への戻り水の進入についてはシールを工夫して対応した。当初はトラブルがあり苦慮しましたが、貴重なノウハウを体得できた現場でした。 (工事概要) 工事場所:神奈川県 施工時期:平成18年1月〜3月 施工 :株式会社 ハシックス(夜間工事) 土質 :砂岩、N値40〜50以上 土被り :約3m 水位 :GL−約2m 勾配 :約23,24,45,48パーミル 管 径 :φ200mm ( 下り勾配の場合管径はφ250mm) 管種 :VP管 工法 :オーガ方式一工程式 推進機種:SH−253型 路線延長:約220m×4スパン、最大60.8m 発進立坑:ライナープレート φ1,500mm 到達立坑:ライナープレート φ1,500mm(1ケ所のみ2号人孔到達) * 記載内容が不十分で誤解を与えるとのご指摘をいただきました。赤字部のと おり2009.02.10に追加修正いたしました。 |
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写真−1 本体搬入
写真−2 先導管搬入
写真−3 先導管推進
写真−4 エンビ管推進
写真−5 エンビ管継足し
写真−6 先導管到達
写真−7 回収
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